第2回放送番組審議会議事録
開催日時
平成24年7月17日(火) 午前10時~11時30分
開催場所
佐賀市白山2丁目7-1 えびすFM内
委員の出席
総数7名
出席委員数7名
出席委員:村井、北村、川松、松尾、森、大野、中村
放送事業者側出席者名:池田、西村、川原、小笠原
議事の概要
第2回目の開催にあたり、代表の池田よりあいさつ。
全7名の委員の皆さま、および事業者側のスタッフが自己紹介。
審議内容
1)開局から現在までの放送番組に関するご意見
- 超ローカルでコアな話がでていて、佐賀にはこんな活動をしている人もいたんだと再発見が多い。また、FM局が人が集まる場にもなっている。
- 自由な感じがしてとてもいい。55分と長尺の番組枠のなかで音楽もフルコーラスかかるし、いままでのラジオにはなかった自由さがいい。
- しかし、制作的には敷居を低くした分、トラブルも多いのが気になる。
- CMが、ある時間まとまって放送されるのが気になる。CMが続くと変えたくなる。あまりにも曲ばかりだと試験放送かなとか、トラぶったのかと思ってしまう。
- 「育楽ラジオ」親子で子育てを楽しむ番組などの企画はとてもいい。
- 音が他局に比べて低いのはどうしてか?
- 佐賀はケーブルテレビが昔から普及していて市民が何らかの形で関わってはいるが、どうしてもテレビは敷居が高い。その点、ラジオは敷居が低いのか、えびすFMはわずか2か月でこれだけ多くの市民が情報発信する番組が増えたのはすばらしい。
- いろんな活動をしている人が佐賀にいることがわかっておもしろい。学生も 番組的にはまだまだだが成長していっている。いろんな世代が番組に関わっているのがいい。
- 取材録音編集して放送する手法はたいへんだけど有効ではないか。
- また、街のひとの意見をきくなど、いまの放送はプッシュ型中心なのをプル型もとりいれ、もっと課題などをとりあげてみてはどうか。
- KIKUZOシールをもっと活用してステッカーをはってもらうようにしては。これを貼っているといろんな人とつながるようなしくみづくりをしてみては。
- どういう聴かれ方をしているのか分析をしているのか。
- どんな番組が人気があるか?
- 全体的にオタクすぎるところが危険。それが全体に広がれば、放送がおもちゃになってしまう危険性がある。特にJCの番組は自分たちの身内の話しかしていない。もっと、この街をどうするのかなど、議論の場を提供する番組にしていくことがコミュニティFMに求められているのではないか。
- 番組をもったことで、番組と番組を通して人と人がつながっていくのがおもしろい。今は、えびすFMができて、じわっと人と人がつながっている過程。時間がかかるかもしれないが、意図的に議論をする場をしかけていってもおもしろいかもしれない。
- 少人数のいろんなグループが、いろんなところでいろんなことをやっているが、それらが一緒に手を取る場が必要。今は情報過多のキライがある。
- 新しい意見の構築をする場を設けてはどうか。例えば、毎週、佐賀市長にでてもらって市民の声に応える番組とか。
- 真面目な番組だけでなく、演歌ベスト10など気楽な番組をやるのも必要。
- 佐賀大学の学生たちが企画したワールドカフェなどをそのままラジオ番組にしてみてはどうか。今の若者はといわれるが、逆に厳しい時代であるが故に潜在的な意識は高い。学生だけでなく市民も巻き込んでいろんなとりくみを。
2)災害放送について(要望)
- 雨が小康状態でも情報がなくても、まずは災害放送に切り替えることが大事
- 道路の情報だけでなく学校情報も重要
- 「今後どうなるのか」という判断できる天気予報的な情報がなかったため、途中で他局に切り替えた。店をやっていたりすると今後の情報がほしい。
- 知り合いの事務所は今回、えびすFMの冠水情報で助かったと言っていた。
- せっかく各校区の情報をやっているのに、防災関係のキーパーソンをつかんでいないのではないか。
- 同じ情報を何度も流すことがいいのかという迷いがあったことが反省点。
- 武雄市役所に学ぶところが多い。迂回路までアップされていた。
- 今後、市民とつながっていけば同じような機能が発揮できるのではないか。